就労支援事業所あけぼの

出荷時期を考慮しながら、青ねぎの種まき、植え付け、草引き、収穫、出荷準備作業などを行っています。作業は春夏秋冬、年間を通じて取り組んでいます。特に夏の暑い時期、冬の寒さが厳しい時など、外での作業は大変なこともあります。
専門の市場ルートを通じて、県外に大量出荷を行っており主たる販売先です。
その他、周ちゃん広場をはじめ、地元の産直市などの販売先を持っています。
青ねぎはあけぼのの収益の柱となっていますので、やりがいと達成感を持って作業に取り組んでいます。

農業班は、年間を通して野菜の栽培・出荷等を行っています。
屋外での活動を主としており、農作業を通して、生活のリズムを整え、身体機能の向上を図ります。
また、自然の中で季節の変化も感じながら感性を磨き、仲間と共に汗を流したり力を合わせることなどから人間関係を育みます。
大切にしていることは、利用者さんが主体的に活動を行うこと。
一人ひとり目標を設定し、日々の活動や取り組みを積み重ねることで、「生きるチカラ」を培うことを目指しています。

農業班で育てた野菜や果物、地域の農家さんから分けていただいた作物から加工品を作ったり、毎週木曜日はあけぼの事業所利用者さんと職員全員の給食を作っています。
衛生管理に気をつけながら、調理・加工品の瓶詰めや袋への封入・ラベル貼り・出荷業務など多岐に渡って作業しています。出来ないことはできる人がカバーしたり、得意分野の仕事を手分けし、支え合いながら活動しています。
商品作りを通して、仲間と仕事をするという意識や達成感を職員とともに学んでいます。

軽作業班は主に室内でのシール貼りや部品組み立てなどの内職作業を行っています。
障がい特性や体調に応じて作業環境や業務量を調整しています。
座って黙々と行う作業が中心のため、身体的・心理的負担が少なく、自分のペースで作業することができます。